第7回陸上養殖勉強会セミナーにて
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平成26年12月5日（金）、東京海洋大学において、「第7回陸上養殖勉強会セミナー」が開催された。「陸上養殖勉強会」には、陸上養殖に関する研究を行っている企業・大学等が参加しており、当勉強会は陸上養殖を取り巻く諸問題（技術的、経済的、社会的、法的問題）をクリアにして陸上養殖ビジネスを普及させていくことを目的としている。
当社は水産用のろ過材として「クリスタルバイオ」を平成19年に商品化しており、水産関連の展示会（ジャパンインターナショナルシーフードショー）などへ出展・PR活動を行ってきた。そういった経緯もあり、今回「クリスタルバイオ」について講演をさせていただけることとなった。
今回のセミナーのテーマは「ろ材技術」ということで、技術研究所・水環境研究室の飯田が「水産養殖用ろ過材“クリスタルバイオ”の水質浄化特性及び適用事例の紹介」として講演を行った。セミナーには陸上養殖関係の大学や企業のみではなく、陸上養殖に興味のある設備業者や建設会社、分析機器会社など約100人が参加した。発表後の質疑応答や、セミナー後に行われた懇親会でも、多くの方々と活発に意見を交わすことができ、非常に有意義なセミナーであった。
今後、世界的な人工増加に伴い水産物の需要はますます高まっていき、安全安心な水産物を安定的に確保するため、陸上養殖は普及していくものと考えられる。陸上養殖（なかでも魚の飼育水を循環・浄化させる閉鎖循環式陸上養殖）の発展・普及は、クリスタルバイオにとっても大きなビジネスチャンスになると考えられるので、今後も継続的なPR活動を行っていきたい。
企画開発戦略本部 技術研究所 水環境研究室 飯田拓史 記
