第19回(主要都市)
ミラクルソル工法技術講習会を開催

 平成27年8月20日、広島市のホテルメルパルク広島にて、平成27年度第19回(主要都市)「ミラクルソル工法」技術講習会(主催:ミラクルソル協会、後援:(社)廃棄物資源循環学会)を開催し、国交省・地方自治体などの官庁や、地元の建設コンサルタント、建設業者、ミラクルソル協会会員等、約210名の方々に参加していただいた。日本建設技術(株)社長の原裕(ミラクルソル協会 理事長)は、現在、環境問題注目される中、ガラス廃材を原料にしたミラクルソルは、環境土木工法・環境緑化工法・水環境工法といった建設業・水産業に有効利用できる低炭素建設技術である。この新技術・新工法を解説し、提案を行なっていくと話された。
 特別講演は、元国土交通省事務次官・日本建設情報総合センター顧問、佐藤直良氏が「社会資本の未来に向けて」の演題で、建設分野における世界各国、国内産業の動向を踏まえ、具体例を挙げ、今後取り組むべき新たな社会資本マネジメントに係る考えを説明された。
 二つ目の特別講演は、国土交通省 中国地方整備局 企画部 技術調整管理官 猪森正一氏が「公共工事に関する最近の話題」の演題で、中国地方整備局における、予算と主要事業、社会資本整備による長期的に多用な便益をもたらすストック効果、国土のグランドデザインを踏まえた広域地方計画、品確法改正に伴う取組みなどについて説明された。
 当社原社長の講演は、「ミラクルソルの活用技術―環境土木~環境緑化工法―」と題し、ガラス廃材を再資源化した多目的環境材料ミラクルソルの環境土木・環境緑化への適用と、発泡廃ガラス粉末ゼオライトを用いた、汚染焼却灰の埋設処分管理工法の提案など幅広い工法を説明された。
 次にミラクルソル協会顧問の荒木宏之(佐賀大学低平地沿岸海域研究センター長 教授)は、「進化を続けるミラクルソル―環境分野への適用―」と題し、ミラクルソルやそれをゼオライト化した新たな環境材料による、水質浄化と資源回収について原理と実例を紹介するとともに、環境改善や資源環境に果たすミラクルソルの役割について説明された。

企画情報推進本部 課長(ミラクルソル協会 副事務局長) 安田 功  記

建設通信新聞(2015.8.24)

会場の様子
特別講演の様子
元国土交通省事務次官
日本建設情報総合センター顧問 佐藤直良氏
当社ブースの様子
特別講演の様子
国土交通省 中国地方整備局 企画部
技術調整管理官 猪森正一氏
社長挨拶の様子1
講演の様子
日本建設技術株式会社 社長
ミラクルソル協会理事長 原 裕
社長挨拶の様子2
講演の様子
佐賀大学低平地沿岸海域研究センター長 教授
ミラクルソル協会顧問 荒木宏之
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