平成29年度
研究成果発表会および懇親会

概要

　平成29年4月8日（土）、唐津シーサイドホテル「虹の間」にて、日本建設技術（株）グループ平成29年度研究成果発表会が開催された。グループ会社の（株）ニッケン、建設環境エンジニアリング（有）、（株）精工コンサルタント、(有）大和地研、さらにミラクルソル協会や各界からの来賓者を含め総勢約200名の参加があった。

　第1部の式典では、原 裕（代表取締役）が挨拶を行い、「建設事業というのは厳しい状況にあるが、会社として請け負った仕事は高品質な成果品を発注者にお返ししていかなければならない。これが何よりも私たちの使命と思っている。そうする事によって、信頼度が高くなっていくのは間違いない。後程、表彰式を行うが去年はゼロだった総合評価点が80点以上の現場が9つあり、嬉しい悲鳴である。是非、今年入社した社員は先輩に見習いながら、失敗を恐れずに意気込みをもってやって頂きたい。新入社員は、先輩の後ろ姿を見ながら技術力を取得し、技術力を持っている人は更なる向上を目指してやって頂きたい。」と述べた。

次に行われた成果発表では、下記の発表を行った。

＜研究成果発表内容＞
発表１．
「2016年度のあゆみと建設業と農林水産業の連携シンポジウムで発表して」
企画開発戦略本部　本部長
総合情報技術事業本部　本部長　代表取締役　原 裕

発表２．
「集水井戸施工時の課題について」
建設＆コンサルタント事業本部　第2建設事業部
　建設第2グループ　建設3課　石原 誠太郎

　始めに原 裕より、「2016年度のあゆみと建設業と農林水産業の連携シンポジウムで発表して」の発表が行われ、昨年度の日本建設技術株式会社の取り組みについて発表を行った。当社の社員の技術フォーラムでの発表や、国土交通省からの顕彰式に臨んだ事を発表した。その中で、「是非、次に続く社員が出る事を期待している。」と述べた。また、第2回建設業と農林水産業のシンポジウムにおいて、「1.有明海湾奥部干潟域におけるミラクルソルを用いた底質改善効果」と「2.間伐採を活用した軟弱地盤補強工法（ラフト＆パイル工法）」のプレゼンテーションを行った事を説明した。

　次に石原 誠太郎より「集水井戸施工時の課題について」の発表は、「鬼ヶ鼻地区 ２号集水井戸 施工事例」を基に、深度57mの集水井戸施工における検討課題と実施した対策を述べた。最後に、「掘削工程の短縮と集水井の品質・出来形管理における規格値を十分に満足させる施工結果へと繋がった。そして、積極的な地域とのコミュニケーションにより、発注者からの評価と地元からの好印象を得られるものとなった。今回の工事が、無事故・無災害で完成できたのは、現場従事者全員の尽力と地元住民の工事への理解と協力なくしては、成し遂げれない結果であった。」と述べた。

　成果発表会の講評を、荒木 宏之教授（佐賀大学　低平地沿岸海域研究センター　センター長）より、それぞれの成果についての労いの言葉を頂いた。その中で、「昨年度、企業としても組織としても技術の研鑽を目指して頂ければと述べたが、総合評価点80点以上の現場が9つあるとの事で、普段の努力が実った証ではないだろうか？今後、更にまた違った発想で自分の仕事を見つめなおしてやって頂けると新たな発見があるのではないか？」と述べた。

　成果発表後、各グループ会社における平成28年度資格取得者紹介、表彰式及び新入社員の紹介を行った。

　その後、唐津シーサイドホテルの「羽衣の間」に会場を移し、懇親会が行われた。主催者挨拶では、田中 慎一郎（当社専務取締役）が行い、大場 芳博様（佐賀県議会議員）から来賓挨拶を頂いた。来賓挨拶後、青木 茂様（唐津市議会議員）より乾杯の音頭をとって頂いた後、歓談と料理を楽しんだ。新しく今年度入社された社員や、ご来賓の皆様とコミュニケーションを図る良い機会となり、大いに盛り上がった。懇親会の最後には、中江 章様（中江税理士事務所　所長）の万歳三唱で締めくくった。

総合情報技術事業本部　情報技術課　峯将洋　　記

建設通信新聞（2017.4.11）
九建日報（2017.4.11）
C-net通信さが（2017.4.12）
佐賀建設新聞（2017.4.13）

来賓者

所属役職	氏名	所属役職	氏名
衆議院議員	古川 康 様	参議院議員	山下 雄平 様
参議院議員 （福岡 貴麿様 秘書 代理出席）	鵜池 常範 様	元参議院議員 （日本建設技術株式会社 顧問）	岩永 浩美 様
佐賀県議会議員	大場 芳博 様	唐津市議会議員	青木 茂 様
株式会社福岡銀行 唐津支店 支店長	福田 正伸 様	株式会社佐賀銀行 唐津支店 執行役員唐津支店長	古川 広直 様
佐賀大学低平地沿岸海域研究センター センター長	荒木 宏之 様	中江税理士事務所 所長 （日本建設技術株式会社 監査役）	中江 章 様
ミラクルソル協会 事務局長	西村 勲 様	日本工営株式会社 福岡支店 技術第2部 部長	生島 潤一 様
加藤合同国際特許事務所 所長	加藤 久 様	日特建設株式会社 九州支店 支店長	上 直人 様
日特建設株式会社 九州支店 事業部 佐賀営業所 所長	黒岩 芳信 様	岡三リビック株式会社 部長役	瀬頭 良樹 様
株式会社ダイクレ 東京支店 支店長	閑治谷 信博 様	東江開発株式会社 代表取締役	東江 勝 様
東江開発株式会社 工事部 係長	桑江 貴史 様	日本建設技術株式会社 元常務取締役	馬場 欽一 様
株式会社建設新聞社 佐賀支社 編集部	古川 善和 様	株式会社九建日報社 佐賀支局 支局長	安陪 好明 様
株式会社ＮＳＣ 取締役 編集長	池口 輝明 様	日刊工業新聞社 西部支社 佐賀・長崎担当	宮本 雄一 様
株式会社日刊建設通信新聞社 九州支店長	柳田 開 様

表彰式

<<平成28年度表彰者>>

所属	内容	氏名
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第2グループ	優秀技術者賞	久保　浩一
企画経営本部　沖縄営業所	優秀賞	北村　秀樹
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	優秀賞	山口　雄大
総合情報技術事業本部 情報技術課 (稟議ワークフローシステム開発チーム）	貢献賞	内山　佳樹 中島　浩気 峯　　将洋
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第2グループ 建設2課	功労賞	中山　智之
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第2グループ 建設3課	功労賞	石原誠太郎
建設＆コンサルタント事業本部	安全優秀賞	中村　愼吾 中山　智之 山口　和也
建設＆コンサルタント事業本部 コンサルタント事業部　技術・防災課	安全優秀賞	青山　英明
建設＆コンサルタント事業本部 建設第1事業部	工事評点優秀賞 （伊万里山内線）	下平　正徳
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部	工事評点優秀賞 （国道204号）	池田　真
建設＆コンサルタント事業本部 建設第1事業部 建設第1グループ 建設1課	工事評点優秀賞 （木須東地区）	曽我　紀仁
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第2グループ 建設2課	工事評点優秀賞 （北波多上平野地区）	中山　智之
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第2グループ 建設3課	工事評点優秀賞 （藤原松瀬線）	松本　哲哉
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	工事評点優秀賞 （舟木地区）	山口　雄大
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	工事評点優秀賞 （石原地区）	山口　雄大
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	工事評点優秀賞 （鎮西呼子連絡管）	松本　道雄
建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	工事評点優秀賞 （呼子地区減圧弁）	原　豊

<<平成28年度資格取得者>>

資格名	所属	氏名
のり面施工管理技術者	建設＆コンサルタント事業本部 建設第1事業部 建設第1グループ	金丸　明生
1級土木施工管理技士	企画情報推進本部	小寺　秀之
1級土木施工管理技士	建設＆コンサルタント事業本部 建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	山口　雄大
ＲＣＣＭ（道路部門）	企画情報推進本部 企画部 企画課	金丸　純司

新入社員

<<28年度・29年度新入社員>>

所属	氏名	主な資格
技術研究所 材料研究室 主任	川副　紀和	-
建設第2事業部 部長	渕上　好幸	1級管工事施工管理技士 1級土木施工管理技士
コンサルタント事業部 副本部長	坂田　隆博	技術士(建設部門)(総合技術管理部門) 土木学会特別上級技術者(設計) 博士（工学）
建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	森　知大	-
コンサルタント事業部 技術グループ 技術･防災課	仲本　政敏	2級土木施工管理技士
建設第2事業部 建設第3グループ 建設6課	池原　知貴	-
企画情報推進本部 企画部 企画課	富石　義之	-
コンサルタント事業部 技術グループ 技術･防災課 係長	早原　健一郎	技術士補（建設） ＲＣＣＭ（道路）
建設第1事業部 建設第1グループ 建設1課	井手　快仁	-
コンサルタント事業部 技術グループ 技術･防災課	市木　楓	-
企画開発戦略本部 技術研究所 材料生産工場	吉本　詢平	-