多数アンカー式補強土壁工法

※情報提供元:岡三リビック株式会社

多数アンカー式補強土壁工法概要

 日本の土壌特性を研究し、我が国で考案されたこの補強土壁工法は、道路・水辺・橋梁取付道路・鉄道など、あらゆる造成現場に対応。地理・地形条件に応じた設計・施工を可能にしました。粘土混じりの現地発生土でも、背面掘削が困難な山岳部でも、多数のアンカーが盛土を拘束し力強く支えて垂直擁壁を築き上げます。

ポイント多数アンカー式補強土壁工法の特徴

  1. アンカープレートの引抜抵抗力を利用して盛土を拘束するとともに、壁面に作用する土圧に抵抗して、安定した盛土を構築することが出来ます。
  2. 現地発生土(粘性土、砂質土等)の有効利用ができ、それぞれに適したフレキシブルな設計が可能です。
  3. タイバーに取り付けられたターンバックルにより、壁面調整も容易に行えます。
  4. 使用部材はすべて工場で製作し、現場では組立作業だけですむため、工期の短縮が図れます。
  5. 構造的な特性により、壁体背面の岩盤が強固な現場では、ロックアンカー施工が可能です。
  6. 「財団法人 土木研究センター」編集による設計・施工マニュアル(*1)に基づいて施工される安全な工法です。
  7. 周辺環境に合わせたデザインブロックやオリジナルアートブロックも製作が可能です。
(*1)「多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル 第3版」
平成14年10月発行 A5版 248ページ 一般販売定価3,500円(税別)

ポイント多数アンカー式補強土壁工法概要図

多数アンカー式補強土壁工法概要図
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