環境を緑化する環境緑化工法

 山間部に道路や鉄道を作ったり、宅地開発・工業団地などの造成工事を行えば、斜面が裸地として形成され、斜面の緑化再生・自然への回復が大きな課題となります。また、都市部を見れば、ヒートアイランド現象や、ホタル・トンボといった昆虫や小動物が少なくなるといった生態系異変が問題となっています。
 このような問題を解決するために、弊社は環境緑化事業として、多目的環境材料「ミラクルソル」を用いて、各種用途に応じた斜面緑化や、温度抑制効果および生態系維持としての屋上緑化を促進する工法をご提案いたします。

保水材としてのミラクルソルの有用性

  1. 保水性に優れるため、植物の初期発芽を促進し斜面の早期安定が得られます。
  2. 土壌に混合することで、土壌の有効水分量(※)を増加させることができます。
    ※有効水分量とは、植物が利用できる水分量を示します。
  3. 軽量なため屋上緑化による建築物への荷重負担を軽減できます。

pF試験(有効水分量の比較)

pF試験(有効水分量)

各種用途に利便性の高い製品

ミラクルボール

 ミラクルボールとは吸水性に富むミラクルソルをφ2~10mmに細粒化したものです。保水材として植生基盤材に混合し、植物への水分供給源として使用します。

ミラクルボード

 ミラクルボードとは板状のセメントボードに吸水性ミラクルソルを埋設した製品です。岩盤およびモルタル吹付斜面に設置することで、植生基盤材の剥離を防ぐと同時に植物への水分供給源として使用します。

環境緑化工法の営業種目一覧

ミラクルソル工法 特殊工法