環境を緑化する環境緑化工法
山間部に道路や鉄道を作ったり、宅地開発・工業団地などの造成工事を行えば、斜面が裸地として形成され、斜面の緑化再生・自然への回復が大きな課題となります。また、都市部を見れば、ヒートアイランド現象や、ホタル・トンボといった昆虫や小動物が少なくなるといった生態系異変が問題となっています。
このような問題を解決するために、弊社は環境緑化事業として、多目的環境材料「ミラクルソル」を用いて、各種用途に応じた斜面緑化や、温度抑制効果および生態系維持としての屋上緑化を促進する工法をご提案いたします。
保水材としてのミラクルソルの有用性
- 保水性に優れるため、植物の初期発芽を促進し斜面の早期安定が得られます。
- 土壌に混合することで、土壌の有効水分量(※)を増加させることができます。
※有効水分量とは、植物が利用できる水分量を示します。 - 軽量なため屋上緑化による建築物への荷重負担を軽減できます。
pF試験(有効水分量の比較)
各種用途に利便性の高い製品
ミラクルボール
ミラクルボールとは吸水性に富むミラクルソルをφ2~10mmに細粒化したものです。保水材として植生基盤材に混合し、植物への水分供給源として使用します。
ミラクルボード
ミラクルボードとは板状のセメントボードに吸水性ミラクルソルを埋設した製品です。岩盤およびモルタル吹付斜面に設置することで、植生基盤材の剥離を防ぐと同時に植物への水分供給源として使用します。
環境緑化工法の営業種目一覧
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ミラクルボール緑化工法
初期発芽が良好で、法面の早期安定を実現。 -
ミラクルボードソイルストップ工法(MBSS工法)
岩盤斜面やモルタル斜面への緑化を実現。 -
FWGウッドチップ工法
伐採樹木の生チップを植生基盤材として、緑化と建設副産物の発生軽減を実現。 -
FWG屋上緑化工法
軽量・薄層の屋上緑化を実現。 -
ウッドグリーン工法
伐採樹木を丸太の状態で再利用し、緑化と建設副産物の発生軽減、厚層基盤材の剥離やすべり防止を実現。 -
湧水処理と植生基盤工法
湧水量が多い斜面において、湧水の緑化利用と排水処理の両立を実現。 -
サークルボード緑化工法
伐採樹木を輪切りにしたものを再利用することで、緑化と建設副産物の発生軽減、厚層基盤材の剥離やすべり防止を実現。 -
緑化防音壁
壁面を緑化することで、防音とCO2の削減を実現。 -
ミラクルバーソイルストップ工法
筒状の籠に詰めたミラクルソルの配置により、厚層基盤材の剥離やすべりを防ぎ、植物への水分供給源として岩盤の緑化を実現。