安全祈願祭 |
令和2年1月4日(土)、エントランスホールにて安全祈願祭が執り行われた。祈願祭には日本建設技術(株)の社員をはじめ、(株)ニッケン、(有)建設環境エンジニアリング、(有)大和地研、貴建設(株)などのグループ会社および関連各社から約70名が参加し、昨年を無事に過ごせたことへの感謝と今年一年を安全に過ごせるように祈願した。
祈願祭の後、当社代表取締役の原裕が年頭挨拶を行った。
<年頭挨拶>
昨年5月1日に、平成から令和に元号が変り、新元号の意味は、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」、これを当社に置き換えてみると、「我々役員と社員が美しく心を寄せ合う中で、本当の技術が生まれ育つ」となる。今年も環境と防災と維持管理技術に挑戦していきたいと思っている。
昨年8月28日の佐賀県内の豪雨災害、そして台風15号による千葉県内の災害、台風19号による関東から東北に行った台風で、ものすごい豪雨災害が起こっている。それらの災害に伴い983カ所に上る斜面災害が関東以北にて発生、河川・道路そして斜面防災に、災害へのさらなる国土強靭化を進める必要が強く求められていると思っている。当社が携わっている斜面防災について、昨年12月24日に九地整にいって再度要望を行った。国交省からグラウンドアンカーの健全度調査や、斜面構造物の点検を推進してもらわないと、地方自治体までには及んでいかない。是非今年度からやってもらいたいという話をしてきた。
昨年は、大阪で第23回ミラクルソルの技術講習会を開催、全国の主要都市でも3回目となり、280名に聴講に来ていただいている。10月は当社楢崎本部長が、国交省より建設マスターを顕彰。11月8日に九州地方発明表彰が沖縄で開催され、当社中庭にあった28年経過したウッドデッキを、インターロッキングを使った透保水性舗装工法に施工、11月21日に完成した。唐津市役所の前を施工した際は、周辺路面より13℃下がっていることから、おそらく約15℃以上下がるのではないかと思っている。6月より温度測定を実施予定しており結果については、情報として全国に発信したい。昨年12月13日に、サーモンの養殖を考えている会社と関東支店で面談を行った。水質浄化・養殖水のろ過材として当社のクリスタルバイオを検討しているとの事。今後どのくらいの量が必要か計算し、提案する。面談中に、東京に限らず陸上養殖勉強会が2ヶ月に1回行われており、当社のクリスタルバイオが毎回のように話題に上がるとの事。次回の2月開催の際には、当社金丸部長に直接PRしてもらう予定。クリスタルバイオは、18年ぐらい前から販売し、今ではかなり実績も増え、今年はもっと花を咲かせる時期に来たのではないかと思っている。
今年も、環境技術、防災技術、維持管理技術の向上に努め、スマートな会社づくりをやっていきたいと思っている。
総合情報技術事業本部 情報技術課 内山佳樹 記