安全祈願祭

 令和5年1月4日(火)、新型コロナウイルス感染症対策として体温計測・マスク着用・距離を取りながら、エントランスホールにて安全祈願祭が執り行われた。祈願祭には日本建設技術(株)の社員をはじめ、(株)ニッケン、(有)建設環境エンジニアリング、(有)大和地研、貴建設(株)などのグループ会社および関連各社から約70名が参加した。昨年を無事に過ごせたことへの感謝と今年一年を安全に過ごせるように祈願した。祈願祭の後、当社代表取締役の原裕が年頭挨拶を行った。

<年頭挨拶>
 新年明けましておめでとうございます。丸3年新型コロナの猛威が続いており、もう4年目に入ろうとしているがまだまだ終わりが見えないのが今の状況。一人一人が細心の注意を払い、家族の為にも会社の為にも同僚にも迷惑をかけないように心掛けて頂きたい。感染して無い人もいるので、しっかりと自分で調整してもらえればと思う。
 色々と昨年も会社の社員の人達が表彰を受けており、昨年は私と原取締役が発明の分野で受賞し、この3年で6回程表彰を受けている。私は斜面の伐採樹木等をチップ化して斜面に吹付をして戻すことによりの廃棄物を出さない「FWGウッドチップ工法」で受賞し、原取締役が「靴の中や靴箱に入れて使用する脱臭剤」が表彰を受けた。脱臭剤については毎年コンスタントに一般の方々に購入して頂いている。そういった事を、ミラクルソル工法の環境負荷低減技術として、私自身も講演を毎年数回行ってきている。

 夏場の暑い40度くらいになる気候において、少しでもグリーン社会に繋げていく工法が望まれている。昨年の12月5日は15年振りに、ガイアの夜明けの取材があった。今回の取材は、佐賀サンライズパークでの地下水を利用した透保水性舗装工法。地下水を利用した初めての工法。これには原顧問が、県に対しての働きかけを行ってもらい、この1月には実証試験を行った隣のグラウンド2か所に施工するように決まっている。これも特許として出願し、おそらく特許化すると思われる。来年開催される国スポの会場になり、大会後に駐車場となっていた場所は、地下水を利用した透保水性舗装工法で今検討をして頂いている。環境に対して配慮していく、多少工事費は高くなるが仕方がない。半世紀前、私の大学時代には30度以上になった事がなかったが、今は40度近くになっており、50年くらい前の時代に戻してあげたい。段階的に下げていきCO2を発生させないような取り組みをやっていく事が大事と私は思う。ガイアの夜明けは来月に放映されるので、佐賀県のPRにつながればと思う。今、研究所の金丸所長がやってくれているウニの陸上養殖も取材している。自然の海水と人工の海水を使用してウニの成育を昨年の10月ぐらいから見比べてきたが、自然の海水は身を作っていたが死んでしまい、今生き残っているのは人工海水のウニ。人工海水でできるなら山の中でもできる。水産業者のみならず他の業者も使ってもらえるようにし、当社のクリスタルバイオを使用して海水を循環させる事で、人工海水を使用して養殖できるのではないかと思う。引き続き様子をみながら、研究を継続していきたい。

 今年は4人の新入社員が入社予定で、女性1人含む3人が建設事業部、1人が総務に配置予定。業界では3年でやめていく人が多い。その3年をクリアさせて5年10年とやってもらう為に、会社の中で活躍できる人材を育成していく必要がある。その中の一つは、早く自分で"自立"させる。もうひとつは、自分を律する"自律"。建設業界でしっかりと我々が教えていく必要がある。

 今年は卯年。穏やかで温厚であるということから、家内安全、会社安全。飛躍の年・向上の年が象徴される動物されている。新たな年が開運飛躍の1年になるようにしていきたいと思います。

安全祈願祭の様子1
安全祈願祭の様子1
安全祈願祭の様子2
安全祈願祭の様子2
原社長による年頭挨拶の様子1
原社長による年頭挨拶の様子1
原社長による年頭挨拶の様子2
原社長による年頭挨拶の様子2
キーワード:
安全祈願祭,社内
ミラクルソル工法 特殊工法