2024年度 研究成果発表会(第20回) |
概要
令和6年4月13日(土)、唐津シーサイドホテル「虹の間」にて、日本建設技術グループ令和6年度第20回研究成果発表会が開催された。グループ会社の㈱ニッケン、精工C&C㈱、建設環境エンジニアリング㈲、㈲大和地研、㈲比嘉開発、さらにミラクルソル協会や各界からの来賓者を含め総勢約180名の参加があった。
式典では、原 裕(代表取締役)が挨拶を行い、「本日は20回目の研究成果発表会ということで節目の年となります。佐賀県議会議長の大場先生は1部から、岩永先生、古川代議士、参議院の福岡先生、山下先生は所用の為、2部からの出席となっております。また来賓の方々お忙しい中、唐津までお越し頂き誠にありがとうございます。
研究成果発表会は今回で20回目ですが、日本建設技術グループは会社の構想として、社員そして会社の組織を成長させる仕組みを作り上げていく事が私の意図する所です。昨年7月に日本建設技術の70周年記念式典・精工C&Cの50周年記念式典を行ったが、その後入社してもらった人は日本建設技術9名、精工C&Cは5名と聞いております。グループ会社全体では185名くらいとなっている。私の思っている会社作りに賛同して頂けていると思うので、もう一つ先に進めればと思っている。その為には、人的資源の確保が必要であり、これは全国どこでも新入社員が中々入ってこない話を色々な所で聞いている。そういった人材の確保及び人材の育成を引き続きやって頂きたい。
環境配慮型の会社として、弊社はガラス廃材の再資源化ということでミラクルソル工法の普及、グリーンインフラに合うような工法を考え、提案してきている。その様な事を引き継いで、営業の仕方を考えてもらい、会社の生産性の向上を行っていきたい。新入社員は新しいことを早く学んでもらいたい。そして次世代に繋げる会社を構想している。新入社員に対しては早く会社に慣れてもらう。そして、仕事に慣れて、仕事を覚えて“自立”してもらう。もう一つは自分を律する“自律”。自分で間違いを起こさないような性質を持つ事が大事であり、社会人として活躍してもらうために、自分の存在価値を高める為に、自分の腕を磨くことや心を磨く事で、早く会社に慣れる事で独り立ちする事ができると思うので、是非努めて頂きたいと思う。
土木の世界は色んな資格試験がある。会社に役立つ試験に挑戦して、早く取得できるようにしてもらいたい。取得した暁には、自分の武器になるので、いろんな資格に挑戦して頂きたいと思う。昨年4月に入社した女性社員の伊藤は、1年程度土木工事をサポートする形でやってもらっていた。今回、民間の仕事ではあるが、土木とは少し違う斜面の吹付の工事を行って貰う事となり、実行予算書を組んで、現場管理を早くできるようになってもらえればと思う。1年でここまで来るのは早いかと思うので、皆で応援して、色んな所でサポートしてもらいたい。
最後になりますが、唐津シーサイドホテルに今年の10月に斜面防災対策技術フォーラム24,in唐津を行うが、シーサイドホテルから唐津湾から玄界灘が見えるのだが、私はその景色を見るのが好きであり、唐津の玄界灘を目に焼き付けて帰って頂きたいと思います。本日は誠にありがとうございます。」と述べた。
続いて、大場 芳博 様(佐賀県議会議長)から祝辞を頂いた。
次に行われた成果発表では、下記の発表を行った。
<研究成果発表内容>
発表1.
「2023年のあゆみと防災と海のグリーンインフラ」
日本建設技術株式会社 代表取締役
企画開発戦略本部 本部長
沖縄事業本部 本部長
有限会社比嘉開発 代表取締役 原 裕
発表2.
「集落で発生した地すべり災害に対する抑止工の施工事例」
日本建設技術株式会社 建設&コンサルタント事業本部
建設事業部 建設5課 課長 古河 祐一
発表3.
「特別養護老人ホーム御船荘温泉掘削工事について」
日本建設技術株式会社 建設&コンサルタント事業本部
建設事業部 工事長 楢﨑 甲子夫
初めに原 裕より、2023年の当社のあゆみや社員の活躍や表彰、展示会への出展、ミラクルソルの講演会の開催状況を紹介し、土砂災害と海のグリーンインフラについて実例を紹介しながら述べた。
次に古河 祐一より令和3年8月の豪雨にて嬉野市で発生した地すべり災害を基に、工事概要から課題、対策の施工事例を述べた。
最後に楢﨑 甲子夫より温泉掘削工事を行った業務フローから今後の工程(温泉利用まで)を述べ、今回の工事による揚湯が無事に温泉として認められた事を述べた。
成果発表会の講評を、加藤 久 様(加藤合同国際特許事務所 会長)よりそれぞれの成果発表会についての労いの言葉を頂いた・その中で「まず、研究成果発表会が20回という事で、長きに渡り行っておられる事に敬意を表します。会社が続く限り色んな技術開発をされ、日本建設技術の利益の為もありますが、日本全体の為に技術が普及されるように今後も頑張って頂きたい」と述べた。
成果発表後、各グループ会社における令和5年度表彰式、業務成績や資格取得者への表彰が行われた。
その後は、唐津シーサイドホテルの同会場において、懇親会が行われた。主催者挨拶では、精工C&C株式会社 中村 宜彦 様(代表取締役)が挨拶を行い、古川 康 様(衆議院議員)、福岡 資麿 様(参議院議員)、山下 雄平 様(参議院議員)、岩永 浩美 様(元参議院議員)から来賓挨拶を頂いた。来賓挨拶後、安永 治郎 様(安永法律事務所 顧問弁護士)より乾杯の音頭を取って頂いた後、歓談と料理を楽しんだ。会の途中でバイオリニストの大庭 絃子様によるバイオリン演奏があり、会場内の全員が耳を傾けて、演奏に聞き入った。また各グループの会社における令和6年度の新入社員の紹介を行い、グループ会社社員、ご来賓の皆様とコミュニケーションを図る良い機会となり、大いに盛り上がった。懇親会の最後には、青木 茂 様(唐津市議会議員)からの挨拶と万歳三唱で、会を締めた。
九建日報(2024.4.16)
日刊工業新聞(2024.4.16)
C-net通信さが(2024.4.17)
佐賀建設新聞(2024.4.18)
日刊工業新聞(2024.4.25)
財界九州6月号(2024.5.27)
来賓者
所属役職 | 氏名 | 所属役職 | 氏名 |
---|---|---|---|
衆議院議員 農林水産関係団体委員長 農林部会長代理 |
古川 康 様 | 参議院議員 参議院政策審議会長 |
福岡 資麿 様 |
参議院議員 参議院副幹事長 水産部会長 |
山下 雄平 様 | 元参議院議員 (日本建設技術株式会社 顧問) |
岩永 浩美 様 |
佐賀県議会議員 佐賀県議会議長 |
大場 芳博 様 | 唐津市議会議員 | 青木 茂 様 |
安永法律事務所 顧問弁護士 |
安永 治郎 様 | 株式会社福岡銀行 唐津支店 支店長 |
新冨 理崇 様 |
株式会社福岡銀行 唐津支店 総合営業グル-プ 課長代理 |
所谷 彰紀 様 | 株式会社佐賀銀行 唐津支店 取締役支店長 |
金ヶ江 浩二 様 |
株式会社佐賀銀行 唐津支店 支店長代理 |
熊本 康孝 様 | ミラクルソル協会 事務局長 | 西村 勲 様 |
加藤合同国際特許事務所 会長 |
加藤 久 様 | 日特建設株式会社 九州支店 支店長 |
菊地 冬樹 様 |
日特建設株式会社 佐賀営業所 所長 |
山本 弘親 様 | 岡三リビック株式会社 九州支店 営業グループ 課長 |
石川 和典 様 |
岡三リビック株式会社 九州支店 営業グループ |
門井 康陽 様 | 国土防災技術株式会社 九州支社 支社長 |
近藤 剛史 様 |
笠原建設株式会社 代表取締役 |
笠原 秀子 様 | 日刊工業新聞社 九州中央支社 支局長 |
林 武志 様 |
株式会社建設新聞社 佐賀支社 編集部 |
古川 善和 様 | 株式会社九建日報社 編集部 |
吉川 壮太 様 |
株式会社 NSC 編集部 課長 |
中谷 聡 様 | 株式会社 財界九州社 企画編集部 |
山田 久雄 様 |
株式会社 財界九州社 企画編集部 |
大庭 講平 様 | 株式会社日刊建設通信新聞社 九州支社長 |
安部 慎太郎 様 |
表彰式
<<令和6年度表彰者>>
所属 | 内容 | 氏名 |
---|---|---|
建設事業部 | 最優秀功労賞 最多施工件数 |
佐々木 順一 |
コンサルタント事業部 | 優秀功労賞 最多業務件数 |
山下 貴 |
建設事業部 | 最優秀功労賞 年間最多施工高 |
久保 浩一 |
建設事業部 | 優秀功労賞 年間施工高 2位 |
下平 正徳 |
建設事業部 | 優秀功労賞 年間施工高 3位 |
石原 誠太郎 |
コンサルタント事業部 | 最優秀功労賞 年間最多委託業務 |
山下 貴 |
建設事業部 | 最優秀功労賞 年間最多利益 |
中村 愼吾 |
建設事業部 | 優秀功労賞 年間利益 2位 |
古川 涼 |
建設事業部 | 優秀功労賞 年間利益 3位 |
佐々木 順一 |
コンサルタント事業部 | 優秀功労賞 年間利益最多委託業務 |
横山 光太郎 |
沖縄事業本部 | 最優秀功労賞 民間受注高 1位 |
北村 秀樹 |
建設事業部 | 優秀功労賞 民間受注高 2位 |
石原 誠太郎 |
企画情報推進本部 | 優秀功労賞 民間受注高 3位 |
小寺 秀之 |
建設事業部 | 優秀技術者表彰 令和5年度 佐賀県優秀技術者 知事表彰 |
下平 正徳 |
企画経営本部 | 優秀技術者表彰 令和5年度 佐賀県優秀技術者 及び大舟地区災害関連緊急地すべり対策工事(集水井工)優良工事として知事表彰 |
松尾 大治 |
建設事業部 | 優秀技術者表彰 建設マスタ-取得 |
金丸 明生 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (009号 大舟地区災害関連緊急地すべり対策工事(集水井工):80点) |
渕上 英靖 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (007号 大舟地区災害関連緊急地すべり対策工事(集水井工):80点) |
松本 道雄 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (008号 大舟地区災害関連緊急地すべり対策工事(集水井工):82点) |
古河 祐一 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (三瀬神埼線道路橋りょう補助工事(法面工):81点) |
中村 愼吾 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (鬼ヶ鼻地区地すべり防止事業工事(地下水排除工):80点) |
石原 誠太郎 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (大木庭武雄線河川等災害復旧工事(法面工):評点81点) |
久保 浩一 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (鳥越地区他地すべり対策工事(抑止工):80点) |
松本 道雄 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (唐船山地区予防治山事業工事(落石防止工):80点) |
田中 和久 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (肥前呼子線道路整備交付金(原発特別交付金)工事(法面工):80点) |
中村 愼吾 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (中川地区渓流等県土保全緊急対策事業工事(抑制・抑止工)(災害):81点) |
下平 正徳 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (砂原川他砂防施設等整備交付金工事(法面工):81点) |
日髙 由佳 |
建設事業部 | 工事評点優秀賞 (元年災 岸川支線1号災害復旧工事その1:83点) |
瀬戸 孝一 |
コンサルタント事業部 | 委託評点優秀賞 ((建設技術研究所・日本建設技術JV)三本松川広域河川改修委託(樋管詳細設計):79点) |
仲本 政敏 |
<<資格取得者>>
資格名 | 所属 | 氏名 |
---|---|---|
毒物劇物取扱者 | 企画開発戦略本部 技術研究所 | 川副 紀和 |
建設業経理士 1級 | 企画経営本部 総務部 経理課 | 山下 昌満 |
建設業経理士 2級 | 企画経営本部 総務部 経理課 | 阿津坂 嘉宏 |
新入社員
<<令和5年度・6年度新入社員>>
所属 | 氏名 |
---|---|
企画情報推進本部 | 前川 清隆 |
企画情報推進本部 福岡支店 | 山倉 仁子 |
企画情報推進本部 企画部 | 森 幸弘 |
建設事業部 第1グループ 建設2課 | 西岡 翔眞 |
建設事業部 第2グループ 建設6課 | 前川 海月 |
建設事業部 第1グループ 建設3課 | 青木 奈々 |
企画情報推進本部 企画部 企画課 | 井本 咲花 |
建設事業部 第2グループ 建設5課 | 礒谷 誠 |
建設事業部 第1グループ 建設1課 | 成松 陸王 |
代表取締役社長 原 裕
佐賀県議会議長 大場 芳博 様
企画開発戦略本部 本部長
代表取締役社長 原 裕
企画開発戦略本部 本部長
代表取締役社長 原 裕
建設&コンサルタント事業本部 建設事業部
建設5課 課長 古河 祐一
建設&コンサルタント事業本部 建設事業部
建設5課 課長 古河 祐一
建設&コンサルタント事業本部 建設事業部
工事長 楢﨑 甲子夫
建設&コンサルタント事業本部 建設事業部
工事長 楢﨑 甲子夫
加藤合同国際特許事務所
会長 加藤 久 様
精工C&C株式会社
代表取締役 中村 宜彦 様
参議院議員 福岡 資麿 様
参議院議員 山下 雄平 様
元参議院議員 岩永 浩美 様
安永法律事務所 安永 治郎 様
衆議院議員 古川 康 様
バイオリニスト 大庭 絃子様
新入社員挨拶の様子
唐津市議会議員 青木 茂 様