第26回斜面防災対策技術フォーラム’24 in 唐津にて発表 |
令和6年10月31日、「第26回斜面防災対策技術フォーラム’24in唐津~若い技術者のために~」として技術発表会が開催された。唐津市の唐津シーサイドホテル1階の羽衣の間・虹の間で、A・B・Cの3会場に分かれて技術発表が行われ、当社から3名の若手技術社員が発表した。
井手快仁がB会場(対策工事2)で「地すべり滑動が懸念される中での施工事例」と題して発表を行った。
コメント:当工事は、地すべり滑動が懸念される中での施工であった。施工時に地盤伸縮計自動観測器での地すべり滑動の確認、また、滑動の抑制に努めた施工方法を行った結果、二次災害等のトラブルもなく、無事故、無災害で工事完成することができた。
講演集 P86~87
古川涼がB会場(対策工事2)で「狭い搬入路での施工事例」と題して発表を行った。
コメント:当工事では、施工位置までの搬入路が狭く、クレーンでの搬入が不可能であり、また搬入路の途中に河川が通っていたため、機材搬入計画、河川横断方法について協議・検討が必要であった。この2つを工期に余裕がない中発注者や先輩方のご指導のおかげで迅速に対応することができ、無事故無災害で工事を完了することができた。
講演集 P88~89
仲本正敏がC会場(防災一般)で「土砂災害特別警戒区域の解除を目的とした斜面補強の検討と実施施工について」と題して発表を行った。
コメント:土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)の解除において、工法選定から詳細設計・施工について発表した。レッドゾーン解除のためのハード対策では、数々の工法の中から当該箇所における「経済性・環境保全・施工実現性」などを適切に評価することが出来たと思います。業務遂行にあたっては、発注者ならびに関係機関との協議を十分に行うことができトラブルも無く遂行できた。この業務が無事に完了できたことは、業務に携わったすべての方々のおかげであると思っています。深く感謝申し上げます。
講演集 P146~149