伊万里土木事務所発注
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平成22年10月20日、伊万里土木事務所発注 一般土木工事「国道498号道路改良工事」が完工した。
主な工事概要は、盛土V=16,315m3 補強土壁A=1,284m2
箱型擁壁A=264m2 橋梁下部工n=1基である。
工期が平成22年1月27日~11月2日の工程での施工だったが、
事前に発注されていた迂回路工事が遅れており、着工が3月下旬にずれ込み、
工期内に完工できるかが問題だった。
最初に箱型擁壁の施工に入り、下段の施工は順調に進んだが中段からは電線が邪魔になり、
九州電力、NTTと協議をし、保護カバーでガードして電線の上越しにて施工した。(写真-1)
7月から橋梁上部工が施工できるようにとの要望だったで、
箱型擁壁と並行して、橋梁下部工に着手した。
重要構造物であるため、施工位置のチェック、配筋チェック等、幾度も確認した。
作業は順調に進み、6月中旬に最終コンクリート打設を行い、7月に間に合った。(写真-2)
次に、補強土壁の施工に着手した。クロソイド曲線とバーチカルが入っているので、
5.0mピッチで位置出しを行い、施工中も適宜にチェックをし、土壁の傾き・高さを調整した。
打ち合わせ等もスムーズに運び、無駄な作業待ちもなく
地元の協力や作業員それぞれの役割を十分に発揮できたおかげで、
当初懸念された工期内竣工も達成することができた。
建設事業部 堤 志郎 記