平成22年度第15回現場見学会
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概要
ミラクルソル協会は、平成22年12月13日(月)、
佐賀県伊万里市市民センター1F文化ギャラリーにて技術研修会を開催した。
出席者は佐賀県内の建設会社・コンサルタント、
またミラクルソル協会会員で、60名の参加者があった。
当社社長でミラクルソル協会理事長の原裕が挨拶を行い、
建設会社として環境問題に取り組むことの重要性について述べた。
以下の記事に記す内容の研修が実施され、
最後にミラクルソル協会理事で共和防災建設株式会社(山形県)の
鈴木敏幸社長の挨拶により閉会した。
あいにくの天候により、現場見学会は中止となったが、
技術研修会には多数の参加を頂き、新技術・新工法への関心と環境に対する関心が窺えた。
研修内容
1. ミラクルソル水質浄化工法
ミラクルソル協会技術積算委員 松尾保成(当社技術研究所室長)
ミラクルソル水質浄化工法は、廃ガラスを再資源化した多目的環境材料
“ミラクルソル”の特徴(多孔質)を活かして水質浄化を行う工法である。
SSの除去や有機汚濁物質の酸化分解に優れており、
これまでに河川や養殖場などで採用され、いずれも良好な経過が得られている。
2. サークルボード緑化工法他
ミラクルソル協会理事長 原裕(当社代表取締役)
サークルボード緑化工法は、ミラクルソル協会のミラクルボール緑化工法を応用した工法で、
図-1に示すように、輪切りにした間伐材を格子状に設置することで、基盤材の崩落を防ぐ工法である。
現在、社会福祉法人慈光会発注による「あすなろの里男性居住棟」に伴う
造成工事での斜面緑化工事(300m2)にて施工しており、現場施工の実績を含め説明する。
本工法は、間伐材を用いることで林業の活性化や間伐の促進を図ることが出来るため、 地産地消や森林整備など地方が抱える問題の解決に貢献する工法である。 また、間伐の促進によりCO2の吸収が良好に保たれるため、 地球温暖化の解決策としても貢献できる。
本工法は、間伐材を用いることで林業の活性化や間伐の促進を図ることが出来るため、 地産地消や森林整備など地方が抱える問題の解決に貢献する工法である。 また、間伐の促進によりCO2の吸収が良好に保たれるため、 地球温暖化の解決策としても貢献できる。
図-1 サークルボード緑化工法の概略図
企画開発戦略本部 技術研究所 牛原裕司 記
佐賀建設新聞(2010.12.16)
佐賀建設新聞 新年号(2011.1.1)
C-net通信さが(2010.12.22)
九建日報(2010.12.15)
講演を行う松尾保成技術積算委員
講演を行う原裕理事長
会場の様子1
会場の様子2
キーワード:
ミラクルソル,環境土木,水質浄化,サークルボード緑化工法,間伐材,現場見学会