九州共立大学で講演 |
平成23年2月19日(土)、九州共立大学自由ヶ丘会館4階多目的ホール(北九州市八幡西区)にて、
当社の原裕社長が講師として迎えられ工学会講演会が行われた。
原社長は、九州共立大学工学部土木工学科の2回生で昭和47年に同大学を卒業している。
今回、卒業後に社会に出て活躍している卒業生を代表して原社長に講演依頼をもらった。
今回の工学会講演会は、九州共立大学工学部にとっては最後の講演会となった。
九州共立大学では18歳人口の減少や工学、理系離れの煽りを受け、工学部の学生募集を終了している。
本年度に卒業する学生が最後の工学部学生となる。
昭和40年に設立された九州共立大学は、日本有数の工業都市である北九州市に処をかまえ、
当事の高度経済成長期に工業の担い手である技術者を育て、
社会に貢献したいという創設者である福原軍造先生のおもいが昭和42年の工学系の学部設立につながった。
原社長が学んだ当事は全国でも最先端の実験施設が揃っていたそうだ。
講演会には卒業生や今期卒業を控えた学生、職員を含めて300名近い出席があった。
原社長は「環境と建設技術の融合で挑戦し続ける-夢を持ち継続することの大切さ-」の演題で、
九州共立大学卒業後の経緯、現在取り組んでいる新分野への継続した挑戦について講演し、
卒業し社会に出て行く学生に対し、自分を磨き努力し続けることの大切さ、
夢を持ち継続することの大切さ、報連相の意義、を語りエールを送った。
私も九州共立大学工学部開発学科を卒業している。卒業した学部、学科がなくなることは非常に残念。
幸いにして平成13年に開設された工学研究所の九州共立大学総合研究所は維持されると説明があった。
いつの日かまた、自立処行の精神のもと工学の火がともることを切に願います。
当日、お世話頂いた福原学長、小島先生、牧角先生、学生の方々に感謝します。
また、この記事を見た佐賀県在住の九州共立大学出身の方は佐賀県支部の同窓会に気軽に出席して下さい。
企画情報推進本部 金丸純司 記