平成23年度第3回産学官
建設技術交流会にてプレゼン

 平成24年3月14日(水)、TKPガーデンシティ博多にて 「平成23年度第3回産学官建設技術交流会」(主催:産学官建設技術交流会)が開催された。 当社からは、技術研究所 室長 松尾保成が 『多目的環境材料“ミラクルソル”の環境分野への応用と展開』という題目で プレゼンテーションを行った。 この交流会は、九州における産業界、大学等及び行政の関係者がオープンな形で集い、 情報交換、意見交換等の活動を通じ、建設分野における 新技術の開発、活用、普及の推進並びに産学官で共有する技術課題の克服を目的とする。

プレゼン内容は、ミラクルソル工法とそれに係るNETIS登録技術、 産学官連携共同開発についての課題提起を行った。 NETISについては、「国交省だけでなく自治体とも連携して拡充してほしい」と述べた。 会場は170名ほどの聴講者で埋め尽され、今回の交流会の関心度の高さが感じられた。
 交流会の後半は、『九州の技術・産業振興にむけた地場技術支援のあり方』をテーマとして、 会場を交えた意見交流会(パネルディスカッション)が行われた。 その中で地場企業の技術開発について意見を求められ、 「当社は、開発型の企業である。我々技術開発を行うものにとって、 研究開発は継続して行わなければならない。それを途中で中断しては、技術がゼロになる。 開発担当者のモチベーションを上げるためにも、開発した技術が継続して 新技術情報として掲載され、採用される機会を増やしてほしい」と述べた。
 建設業の現状は厳しいものだが、今回の交流会の活発な意見交換は、 何とか九州を元気付けたい、建設業を元気付けたいという皆の気持ちが強く表れたものとなった。

企画開発戦略本部 技術研究所 室長 松尾保成  記

プレゼンテーション資料(日本建設技術(株))
九建日報(2012.3.16)

交流会会場の様子
交流会会場の様子
プレゼンを行う松尾
プレゼンを行う松尾
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
パネラーに質問をする田中常務
パネラーに質問をする田中常務
キーワード:
技術開発,産学官連携,建設技術,NETIS,ミラクルソル
ミラクルソル工法 特殊工法