「第20回ミラクルソル技術講習会
|
平成25年11月1日、佐賀県唐津市の唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」にて、平成25年度(第20回:ローカル)「ミラクルソル工法」技術講演会(主催:ミラクルソル協会、後援:(社)廃棄物資源循環学会)を開催し、佐賀県内の官公庁や、建設コンサルタント、建設業者、ミラクルソル協会会員等、約180名の方々に参加していただいた。ミラクルソル協会理事長の原裕(日本建設技術(株)社長)は、冒頭の挨拶で「ガラス廃材を再資源化したミラクルソルは、軽量盛土材・緑化材・水質浄化材など28工法が開発されている。東北から沖縄まで色々なところで使用されている。これからも新しい技術・材料を開発し、建設分野をはじめ様々な分野で提案していきたい。」と挨拶した。
特別講演は、佐藤直良氏(日本大学客員教授、国土交通省 顧問(前事務次官))による「最近の国土交通行政について」と題し、公共事業関係費の推移、国土交通省予算の概要、社会資本整備状況、建設産業の現状と課題について解説。日本の建設企業の工程管理は世界一。建設業の能力を活かすよう国全体で作っていく必要があると語った。
原理事長の講演は、「多目的環境材料ミラクルソルの活用技術―ミラクルソルの最近の話題と環境負荷低減―」と題し、ガラス廃材の再資源化に取り組んだ経緯や目的、ろ過材として独立行政法人水産技術総合研究センターのクロマグロ飼育研究施設に採用されたことなど説明した。
林重徳氏(佐賀大学名誉教授)は、「有明海問題の本質と再生への展望」と題し、ミラクルソルを使用し有明海で9年間、底質改善技術試験を行なってきた。海苔活性処理剤等の管理を行い、底質改善技術を拡大実施すれば、アゲマキ、タイラギ等の貝類が復活すると提案した。
企画情報推進本部 企画情報室 課長 安田 功 記
佐賀新聞(2013.11.12)
佐賀建設新聞(2013.11.7)
九建日報(2013.11.6)
C-net通信さが(2013.11.6)
技術戦略本部 統括本部長)による講演
日本大学客員教授)による講演