平成28年度第17回
|
平成28年5月11日、東京都千代田区のKKRホテル東京にて、平成28年度(第17回)ミラクルソル協会総会が開催された。総会は、元参議院議員の陣内孝雄先生はじめ、全国各地の協会員が参加した。ミラクルソル工法普及活動などを盛り込んだ平成28年度の事業計画を決定した。任期満了に伴う役員改選では、原理事長(日本建設技術(株)社長)と4人の理事全員を再選した。特別会員として新たにコンサルタントにも入会を呼びかけていくことにした。原裕理事長は、地球温暖化による豪雨災害が頻発している。環境負荷低減工法であるミラクルソル工法への理解を、発注者や設計者により浸透させていくと挨拶した。
特別講演では、国土交通省の西山砂防部長が熊本地震による土砂災害の状況を説明され、「これからの砂防事業について」と題して、全国の土砂災害の事例を示し、防災・減災対策、老朽化対策等への課題についてのハード・ソフト一体となった対応策を説明された。
ミラクルソル工法関連説明(CPDS認定)では、原理事長が1年間のミラクルソル工法の講演とプレゼンを報告し、東京オリンピックに向けて、環境土木工法「FWG・透保水性舗装工法」と水環境工法「水質浄化工法」の提案内容を説明された。
次に荒木教授(佐賀大学)は、ミラクルソルの水質浄化における接触材としての優秀さ、汚濁河川、生活雑排水、都市下水、産業排水、畜産排水などへの適用力の高さを強調した。さらに、ミラクルソルの進化形としてゼオライト化ミラクルソル、ハイブリット吸着材の浄化特性を解説し、汚染土壌や汚濁水質などへの適用性を説明された。
企画情報推進本部 課長 安田 功 記
建設通信新聞(2016.5.13)
建通新聞東京(2016.5.13)
佐賀建設新聞(2016.5.14)
原理事長(日本建設技術(株)社長)
国土交通省 西山砂防部長
原理事長(日本建設技術(株)社長)
荒木顧問
陣内最高顧問
田邉監事((株)タナベエンジニアリング 社長)
伊藤理事((株)伊藤組 社長)