建設ソリューション成長戦略研究会を
日本建設技術(株)本社にて開催

 平成28年5月17日、株式会社タナベ経営主催で「建設ソリューション成長戦略研究会」が日本建設技術株式会社本社にて、開催された。研究会には、北海道から沖縄までの建設会社の社長や役員ら約50人が参加した。研究会は、原社長の講演・ミラクルソル工場見学・質疑応答の3部構成で実施された。

 原社長の講演では、当社が開発した多目的環境資材「ミラクルソル」の工法開発背景や目的、特性の紹介と合わせ、2015年度の最近の取り組みを説明。その中でも、「経営戦略と研究マネージメントに関しては、マーケット、技術、ビジネスモデルの検証が必要であり、「市場があるか・質の良い技術か・利益が出るか」などスピード感を持って、効果的に検証することが重要と指摘した。

 ミラクルソル工場の見学では、当社研究所の松尾副所長と落合工場長が、ガラス粉からミラクルソルが製造される工程の説明を行なった。工場内の焼成炉により気温が高い中、参加者は、説明を熱心に聞いていた。

 質疑応答では、参加者より「寒冷地での利用」や「開発費のコスト」等、時間が限られた中で質問が出た。原社長より、「非吸収性ミラクルソルは水を吸わないため、寒冷地での施工でも問題ない」「開発費のコストは、産学官の連携や、自治体による補助金交付等によりコスト圧縮を行った」と答えた。

総合情報技術事業本部 情報技術課 内山 佳樹  記

九建日報(2016.5.19)
佐賀建設新聞(2016.5.21)
C-net通信さが(2016.5.25)

会場の様子
会場の様子
プレゼンテーションの様子(松尾副所長)
講演の様子(原社長)
出展ブースの様子(右から岩下支店長、筒井課員、落合課長代理、川副主任)
工場見学の様子1(松尾副所長)
出展ブースの様子(右:落合課長代理)
工場見学の様子2(落合工場長)
キーワード:
建設ソリューション成長戦略研究会,ミラクルソル,発泡廃ガラス,工場見学
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