安全祈願祭 |
平成29年1月4日(水)、エントランスホールにて安全祈願祭及が執り行われた。
祈願祭には日本建設技術(株)の社員をはじめ、(株)ニッケン、(有)建設環境エンジニアリング、(有)大和地研、(有)小松測量などのグループ会社および関連各社から約80名が参加し、昨年を無事に過ごせたことへの感謝と今年一年を安全に過ごせるように祈願した。
祈願祭の後、当社代表取締役の原裕が年頭挨拶を行った。
<年頭挨拶>
昨年も無事に事故も無く、社員や協力会社の方々のおかげで無事に過ごすことができた。今年も安全を第一に、現場をはじめとして我が社が上手くいくことを祈願したい。
昨年、国内外では色々な事があった。国内においては、昨年4月の熊本の震災から始まり、最近は鳥取の地震と、毎年大きな災害が発生している。また、地球温暖化という地球規模の話の中で、CO2の蓄積・温室効果ガスは、地球上に2兆トンとも言われている。あと1.5倍になると地球の自然環境が破壊されることに繋がりかねないにもかかわらず、抑制・改善されていない。昨年、東北の太平洋側で海面温度が上昇し、それに伴って台風の進路・発生時期が変化し、東北・北海道へ大変な災害をもたらすようになってきている。我々も、近い将来に生活様式を変えていかなければいけない時期が出てくると思っている。そういったことも踏まえ、地球温暖化の抑制に貢献できるよう、これかれも引き続き行っていく必要がある。道路及び河川・斜面災害に対しては、さらなる国土強靭化を進めていく必要があると思う。
昨年は、講演等を5回程行ってきた。5月に開催された我が社の会議室では、タナベ経営主催で全国から社長さん方が50人程きて頂き、経営の話などを行った。特にミラクルソル工法の開発の背景とか目的等を話した。経営戦略と研究マネージメントを、如何に我が社がやってきているか?常に市場を見極め、開発しながら、質のよい技術なのか?工法は利益がでるものか?を検証していくことが必要だと思っている。
昨年の5月の末には、羽田空港の搭乗口付近の「花の楽園」に池が3つあり、その池の水質浄化を行った。9月7日には、熊本で全地連のフォーラムがあり、コンサルタント事業部の山下が、「緊急地滑りの応急抑制対策とその効果」という題目で発表した。10月6日には、建設事業部の古河が「地滑り活動中における横ボーリングの施工事例」を金沢のフォーラムで発表した。発表をするにあたっては、社員の毎日の創意工夫が社員の飛躍につながり、仕事の達成感がエネルギーにかわるのではないかと考えている。そういったことも踏まえて、社員の教育を行っていきたい。10月7日には、国交省主催の建設マスター・ジュニアマスターに、久保、石原の2人が国交省の顕彰式に臨んでいる。この2人の受賞は、技術力の向上をおこなってきた結果ではないのか、何事もあきらめずにやっていけば、全て成功につながるのではないか、良いと思うことは継続して努力をしていくことが大事。またクリスタルバイオは、水産養殖関係に国外13か国と国内併せて約3,000立米を出荷している。技術開発を行う事は大事。検証しながらさらなる情報の発信、さらなる飛躍が大事になってくる。
いろんなことに挑戦する事は大切で、挑戦をすることで当社は、進化していくと考えている。全社員が活躍できるよう、会社を作り上げていきたい。100人以上いると、いろんな考え方・性格もあるが、困難があっても不可能ではないと考えている。今年も前進していきたい。
総合情報技術事業本部 情報技術課 峯 将洋 記