第21回(主要都市)
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平成29年8月23日(水)、東京都の発明会館にて、平成29年度(第21回)「ミラクルソル工法」技術講習会(主催:ミラクルソル協会、後援:(社)廃棄物資源循環学会)を開催し、国交省・地方自治体などの官庁や、関東地区の建設コンサルタント、建設業者、ミラクルソル協会会員等、約160名が参加した。ミラクルソル協会理事長の原裕(日本建設技術㈱社長)は、ミラクルソルの開発経緯について、「軽量盛土材として当初開発した素材が、緑化や透保水性舗装など29の工法の開発に発展した。全国各地で開催している同技術講習会については、今後、北陸や東北地方で開催していきたい。」と述べた。
特別講演は、国土交通省 水管理・国土保全局 前砂防部長 西山幸治氏が「近年の災害の教訓と防災対策の強化」の演題で、想定外の災害と言われることがあるが、災害を引き起こす現象自体は想定とは無関係に多様な規模、態様で発生する。こうしたことを踏まえ近年発生した災害の教訓と対策を強化するために講じられた措置を広島市での土砂災害や御嶽山噴火等を例に解説した。
原理事長の講演は、「多目的環境材料ミラクルソルの環境負荷低減技術―環境土木から環境緑化工法まで―」と題し、ガラス廃材を再資源化した多目的環境材料ミラクルソルを利用しての環境土木・環境緑化工法への適用、具体的にはFWG透保水性舗装工法・グリーンペイブメント工法・FWG軽量盛土工法では災害復旧事例を説明した。
次にミラクルソル協会顧問の荒木宏之(佐賀大学低平地沿岸海域研究センター長 教授)は、「魅力にあふれるミラクルソル―水環境から異分野まで―」と題し、廃ガラスから作られるミラクルソル、および、発展進化したゼオライト化ミラクソルよる水質浄化と資源回収について、原理と実例を紹介した。さらに、ハイブリット型へと変身を遂げた新たな吸着材の仕組みと広範な適用可能性を紹介し、環境改善から異分野への応用に果たすミラクルソルの役割について説明した。
企画情報推進本部 課長(ミラクルソル協会 副事務局長) 安田 功 記
佐賀建設新聞(2017.8.26)
建通新聞(2017.8.28)
建設通信新聞(2017.8.29)
日本建設技術株式会社 社長
ミラクルソル協会理事長 原 裕
国土交通省 水管理・国土保全局
前砂防部長 西山幸治氏
日本建設技術株式会社 社長
ミラクルソル協会理事長 原 裕
佐賀大学低平地沿岸海域研究センター長 教授
ミラクルソル協会顧問 荒木宏之氏
株式会社伊藤組 社長
ミラクルソル協会 理事 伊藤研治